ホルスタータイプのスマホポーチ

ブラックのスマホポーチLeather

こんにちは、クレスクントのウラノです。

私事ですが、少し前にスマホを買い替えました。
正直スマホはそんなに多用しておらず、よく使うアプリは2~3個程度、後は電話といった感じなので下手したらガラケーでも問題ないレベルなのですが…
それでも3年程利用していると、何をするにも動きが遅くなってきてしまいストレスを感じるようになったので、Google Pixelへ変更しました。
カメラ機能が劇的に良くなったので、これはこれでよかったかなと思います。

スマホをセットしたスマホポーチ

そんなスマホのケースですが、私はTPU(熱可塑性ポリウレタン)のクリアケースを愛用しています。
可塑性(かそせい)とは、ある物体に力を加えて変形させると、力を取り除いてもそのままの変形を維持する性質の事で、実はレザークラフトでも可塑性を用いた革絞り(ウェットフォーミング)という技法が存在します。
革を水で湿らして柔らかくした状態で型枠にセットし、そのまま乾燥させる事で型枠の形状を記憶させるという少し手間のかかる技法です。
レザークラフトを始めた当初は、革を水で濡らしてもいいのかと軽い衝撃を受けたのを覚えています。

革絞りに関しては私もたまに行うのですが、まず型枠作成に時間がかかることと、型枠完成後の革絞りで乾燥までに1日程度はかかることとで、レギュラーアイテムで使用するパーツには革絞りは行っていません。
これは、時間がかかってしまえば価格も上がってしまう為、価格を抑える意図が大きいです。
時間を短縮できる方法があれば組み込みたいシーンは色々とあるのですが、それは今後の課題ですね。

…と、少し話が逸れましたが、TPUのスマホケースは取り回しが良く気に入っております。
ただ、せっかくレザークラフトをしているので、TPUのスマホケースでも利用できるレザーアイテムは作れないかと考えたのがスマホポーチです。

ベルトループ装着したネイビーブルーのスマホポーチ

最近のスマホは比較的大きめのタイプが多いため、移動する際にポケットに入れておくと実は意外とかさばります。
また、バッグに入れておくと探す手間もかかるため、さっと取り出せない事も多いです。
じゃあ、スマホ専用のポーチを…という事で生まれたのが、ホルスタータイプのスマホポーチでした。

リーフグリーンとヌメのスマホポーチ

サイドはブーツをイメージした編み上げで、他にないデザインを意識した作りとなっています。
フラップはマグネットホックとなっており、スマホを使用する際にすぐに取り出せます。
ベルトループ付きですので、腰ベルトやショルダーバッグのベルトなどにホックで留められるようになっています。
また、私はAndroid端末を利用していますが、iPhoneでも問題なく入るサイズにて設計しています。
デザイン、機能、ともに満足いく仕上がりで、自分でも愛用しているアイテムです。

並んだスマホポーチ

同じようにTPUのスマホケースを愛用されている方がいらっしゃいましたら、この使いやすさを是非体験していただければと思います。

— CRESCUNT Leather Works —